Acrobat Proをお得に利用するために買い切り版の現状やサブスクを安く利用する方法を紹介します。
買い切り版の永続版ライセンスはまだ利用できるのか?
Acrobatは永続版ライセンスも販売していましたが、2024年7月で販売を終了し、2025年6月に製品サポートも終了します。サポート終了後はソフトのバグの修正やセキュリティアップデートが受けられなくなります。
今後のサポート期間がほとんどないことから、これから利用する方はサブスクリプションをおすすめします。
AmazonでAcrobatの製品を販売していますが、買い切り版でなく12ヶ月版のサブスクリプションの製品も多いのでご注意下さい。
高度な機能が必要ないならAcrobat Standardでも十分
AcrobatにはStandardとProの2種類があります。基本的なPDFファイルの編集や結合であれば、Standardでも可能です。高度なセキュリティが必要な方はProのほうがおすすめです。
Acrobat Standard | Acrobat Pro | |
PDFの閲覧、コメントの追加、印刷 | 〇 | 〇 |
PDFのテキストや画像の編集、ページの並べ替え、削除 | 〇 | 〇 |
PDFを作成して、Microsoft Word、Excel、PowerPoint形式に書き出し | 〇 | 〇 |
PDFフォームの作成、記入と署名、送信 | 〇 | 〇 |
PDFをパスワードで保護するなど、セキュリティを強化 | 〇 | 〇 |
スキャンした文書を編集および検索可能なPDFに変換 | 〇 | |
PDF内の表示されている機密情報を墨消し | 〇 | |
2つのバージョンのPDFを比較し、すべての差分を確認 | 〇 |
詳しくは Acrobat ProとAcrobat Standardの違いをご覧いただき、ご自身の利用方法を考えStandardで済むならそちらのほうが安く利用できます。
Adobe公式サイトのセールを利用する
アドビ製品はときどきセールを行っています。セールになりやすい製品となりにくい製品がありますが、幸いAcrobat Proはセールになりやすい製品です。
Acrobat Proはアドビ製品のなかでも比較的低価格な製品なので、値引き幅もそこまで大きくないという印象です。
近年はセールの回数自体が非常に少なくなっているので行っているときは見逃さずに利用したいところです。
たまにしか使わない場合は月々プラン
Acrobatも他の製品同様に1ヶ月だけ利用できる月々プランがあります。年間プランより割高にはなりますが、毎月使うわけではないという方は月々プランがおすすめです。
他のソフトも利用する場合コンプリートプラン
コンプリートプランにAcrobat Proは含まれています。Acrobat以外にもアドビソフトを利用する方はコンプリートプランの利用も検討してみて下さい。
グラフィックソフトであればIllustratorやPhotoshop、映像ソフトであればPremiere Proなども利用できます。他にもデザインや映像系のソフトを利用している方はこの機にアドビCCコンプリートプランに一元化してみてはいかがでしょうか。
Acrobat Pro単体プランは実はこんなにお得!
それでもAcrobat Pro単体プランがいいという方は公式サイトから購入しましょう。セールはなかなかありません。AcrobatPro単体プランではAdobeExpressプレミアム機能が利用できます。
AdobeExpressはCanvaのようにテンプレートから簡単にデザインが可能なソフトです。バナーやサムネイルなど様々なデザインが簡単に作成できます。是非使ったことのない方は使ってみて下さい。
また、クラウドストレージ100GBも利用可能です。
Acrobat Proの編集機能や効率的な活用術は公式サイトの 5分で解説 Acrobatまるわかり動画 がおすすめです。
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