Adobe Fireflyを使いたいけれど
「Adobe CCのコンプリートプランを契約していれば使えるの?」
「Firefly単体プランの方が安いのでは?」
という疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
この記事では、Adobe CC コンプリートプランでFireflyはどこまで使えるのか?という点を明確に解説し、他のプランとの違いやおすすめの選び方も紹介します。
FireflyはAdobe CCコンプリートで利用可能!
結論から言うと、Adobe CC コンプリートプランを契約していればFireflyは追加料金なしで使えます。
含まれる代表的な内容は以下の通りです。
- Firefly (https://firefly.adobe.com)
- Photoshopの生成塗りつぶし/生成拡張
- Illustratorのテキストからベクター生成
- 毎月1,000生成クレジット
つまり、Fireflyと各アプリ内AI機能の両方が使えるのがコンプリートプランの強みです。
ただ、コンプリートプランでも利用できない機能がありますので紹介します。
他のプランと比較
コンプリートプランとFirefly単体プランを比較
コンプリートプランとFirefly Standard、Pro、Premiumの違いを表で比較してみましょう。
項目 | コンプリートプラン | Firefly Standard | Firefly Pro | Firefly Premium |
---|---|---|---|---|
利用できるアプリ | Firefly 、 Photoshop、Illustrator、Premiere Pro、Acrobat Proなど、20以上のアプリ | Firefly アプリ | Firefly アプリ | Firefly アプリ |
生成クレジット | 1,000クレジット/月 | 2,000クレジット/月 | 7,000クレジット/月 | 50,000クレジッ/月ト |
5秒のビデオ生成 (最大) | 不可 | 20本 | 70本 | 500本 |
ビデオ翻訳 (最大) | 不可 | 6分 | 23分 | 166分 |
FireFlyアプリでの画像生成・ベクター生成 | 毎月の生成クレジットを使用して利用可能 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
クラウドストレージ | 100GB | 100GB | 100GB | 100GB |
月々プラン | 7,780円/月 | 1,580円/月 | 4,780円/月 | 31,680円/月 |
年間プラン | 15,780円/年 | 47,780円/年 | 316,780円/年 |
コンプリートプランとFirefly単体プランの違いは動画生成や動画翻訳の機能です。コンプリートプランを利用していても動画の生成や翻訳はできません。
また、Firefly StandardやProでもベクター生成は可能ですが、Illustratorが利用できるわけではなく、Fireflyアプリの中でベクター画像を生成してSVG形式でダウンロードする形になります。
どちらのプランを利用しても一長一短があります。
次に各アプリに搭載されている機能を詳しく見てみましょう。
項目 | コンプリートプラン | Firefly Standard |
---|---|---|
生成クレジット (毎月) | 1,000クレジット | 2,000クレジット |
月額 | 7,780円/月 | 1,580円/月 |
Firefly アプリ | ○ | ○ |
Illustratorのベクター生成 | ○ | ✕ |
Photoshopの生成拡張、生成塗りつぶし | ○ | ✕ |
動画生成 | ✕ | ○ |
音声翻訳 | ✕ | ○ |
コンプリートプランでは動画や音声翻訳機能は使えませんが、Photoshop・Illustrator内の機能をフル活用できるのが大きな強みです。
一方、Firefly StandardはIllustratorやPhotoshopなどの他のアプリが利用できないので、それらのアプリ内の生成機能は利用できません。fireflyアプリ内で画像、動画生成を試したい人向けといえます。
まとめ
Adobe Fireflyは、用途に応じて選べる複数のプランがありますが、PhotoshopやIllustratorと連携してAI機能をフル活用したいなら、Adobe CCコンプリートプランが最もバランスの良い選択です。
- Fireflyで画像生成+Photoshop・IllustratorのAI機能も活用したい方 → Adobe CC コンプリートプラン
- Fireflyアプリだけで画像・ベクター生成や動画生成を行いたい方 → Firefly単体プラン
自分が「何を作りたいか」「どのアプリをどこまで使いたいか」を軸に、最適なプランを選びましょう。
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