iPad版Illustratorではアートボードの使い方をマスターしていると作業スピードが格段に上がります。
この記事ではiPad版Illustratorでのアートボードの基本的な使い方と設定方法を紹介します。
アートボードとは
絵でいうところのキャンバスにあたります。Illustratorでは実際の作業領域と言えます。画面の白い四角の部分のことを言います。
アートボードの外にも描画はできますが、最終形のデータを書き出す際には基本的にアートボードごとにデータが書き出されます。
アートボードの追加
画面左のツールバーのアートボードツールをタップします。アートボードプリセットが出てくるので任意のサイズのアートボードを選択できます。

また、アートボードツールを選択した状態で画面をドラッグすることでもアートボードを追加できます。
一つのファイルにアートボードは複数作成可能です。様々なアイデアがあるときは、わざわざ別のファイルを開かずにひとつのファイルに多くのアートボードを作って作業するほうが断然効率が良いです。
アートボードの設定
ツールバー>アートボードツールをタップ。その後右側のタスクバーにあるプロパティをタップします。
そうするとアートボードの編集ができます。

変形
ペンでドラッグ、または数値の入力でアートボードサイズの調整、位置の変更ができます。
アートボードプリセット
作成したアートボードを任意のサイズに変更できます。
方向
縦と横に向きを変えることができます。
ショートカットを利用
ツールバー>アートボードをタップすると既存のアートボードの下にアイコンが列になったショートカットが表れます。

これらを利用してアートボードの移動、複製、削除ができます。
アートボードを表示
2本指で画面をピンチする(つまむ)と作業中のアートボードを画面の中央に表示してくれます。複数のアートボードを作成したときにはとても役立つ機能です。

コメント