【iPad版Illustratorでできること、できないこと】iPad版ならではのメリットも紹介

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iPadを持つ女性 Illustrator
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AdobeソフトはiPad版もかなり普及してきた印象があります。しかしPC版と違い全ての機能を利用できるわけではありません。

iPad版ならではのメリットも多くありますが、逆にデメリットもあります。

メリットの部分を活かし、逆にデメリットの部分はPC版との連携を行うことで作業効率は格段にあがります。

この記事では、そんなiPad版Illustratorのできることとできないこと、メリットやデメリットについて紹介します。

できること

  • ツールバー(画面の左側)
    • 選択ツール
    • ダイレクト選択ツール
    • 鉛筆ツール
    • ブラシツール
    • 塗りブラシツール
    • ペンツール
    • 図形ツール
    • 消しゴムツール
    • 文字ツール(縦書きも
    • パス上文字ツール
    • パスのアウトライン
    • テキストのアウトライン 
    • アートボード
    • 画像配置
    • カラーモード変更
    • スウォッチ 
    • ライブラリ
    • グラデーション
  • タスクバー(画面の右側)
    • レイヤー操作
    • プロパティ
    • 描画モード変更
    • 不透明度変更
    • 破線、線幅変更
    • 線幅プロファイル
    • スマートガイド
    • グリッド(スナップも可)
    • 定規
    • コメント
    • シェイプを結合(パスファインダー)
    • コピー、カット、ペースト
    • 整列、分布、反転
    • 分割、拡張 
    • グループ化
    • クリッピングマスク
    • パスのアウトライン化
    • テキストのアウトライン化
    • パスからガイドを作成
    • 複合パスの形成
    • リピート
    • ブレンド
    • 画像のベクター化
  • ナビゲーションバー(画面上部)
    • ドキュメントの共有
    • 作品の公開(SNSなど)
    • 書き出し、保存
      • JPG,PNG,SVG,AI,PDF,PSDで書き出し 
      • 自動保存、手動保存
    • 環境設定 
      • インターフェース変更 
      • ツールバーの位置
      • 背景の明るさ など 
      • パームリジェクションの設定 
      • カンバスの回転の許可 
      • 単位の変更  ポイント、ピクセルなど
      • 表示モード  
      • アウトラインや透明グリッドに切り替えるなど
  • その他 
    • PC版との同期(クラウドストレージの利用) 
    • オフラインでの作業 
    • Adobe Fonts

iPad版ならではのメリット 

基本的な機能のほかにiPad版ならではのメリットがあります。

  • Apple Pencilによる直感的な描画
  • クラウドストレージを活用してのシームレスなワークフロー(PC版との連携)
  • タッチジェスチャー、タッチショートカットなどタッチスクリーンによる直感的な操作
  • 共通アクションによるショートカット

これらはiPad版ならではの良さです。出先で時間がある時に作業した場合でもクラウドストレージでデータを同期することで家にあるPC版にデータを反映できます。

また、タッチスクリーンならではの操作はマウスとPCを利用した操作に比べると手軽に利用でき、体への負担も少ないです。

Illustrator単体プランであればPC版、iPad版の両方が利用できます。

Illustrator単体プランのメリット

  • Illustrator PC版 iPad版が利用できる
  • Adobe Expressプレミアム機能
  • クラウドストレージ100GB
  • Fireflyが利用可能
  • 1ヶ月だけの利用も可能(月々プラン4980円)

Illustrator単体プランではiPad版も追加料金なしで利用できます。曲線の描画は断然しやすいです。クラウドストレージを利用してPC、iPadを簡単に連携させることができます。

Illustrator単体プランは年間サブスクリプションだけでなく1ヶ月だけの利用も可能です。試しに1ヶ月だけ利用したい方は公式サイトの「プランや価格の詳細」から月々プランを選択してください。

できないこと

  • 自動選択ツール
  • フレアツール
  • 線幅ツール
  • シアーツール
  • シェイプ形成ツール
  • ライブペイントツール
  • 棒グラフツール
  • なげなわツール
  • クロスと重なり
  • トリムマークの作成
  • アピアランスの編集
  • シンボル
  • 遠近グリッド
  • パスのオフセット
  • カラーガイド
  • 生成AI 
  • 印刷オプションの設定
  • グラデーションメッシュ(その他のグラデーションは可)
  • キーオブジェクトの整列
  • 変数やアクションによる処理
  • Illustratorの効果
    • 3Dとマテリアル
    • svgフィルター
    • スタイライズ
    • パスの変形
    • ワープ など 
  • フォトショップ効果
    • ぼかし
    • アーティスティック
    • テクスチャ 
    • ステッチ など
illustrator月々プランのバナー

iPad版ゆえのデメリット

  • デスクトップ版と比較しての機能制限(一部のエフェクトやツールが使えない)
  • iPadの性能や画面サイズによる制限
  • 作業の複雑なものになると逆に効率が落ちてしまうこと

iPad版ゆえのデメリットもあります。当然PC版と全く同じことはできません。よって全てのプロジェクトをiPadのみで完結させることは今の段階では難しいと言えます。

PCと連動させながら、必要に応じて使い分けていく方法が良いでしょう。

iPad版Illustratorの購入方法

Illustrator単体プランまたはコンプリートプランを利用している方は追加料金無しで利用出来ます。iPadはAppStoreからアプリをダウンロードして下さい。

iPad版のみを利用する方は月額1080円で購入出来ます。その場合も同様にアプリはAppStoreからダウンロードして下さい。

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