iPad版Illustratorで画像を配置する方法を紹介します。iPad内にある画像やクラウドストレージからも配置可能です。配置方法はシンプルですが、どこにあるデータをどのように配置するのかが少しややこしいのでできるだけわかりやすく説明します。
配置方法
ツールバーにある配置を選択します。

- カメラ
- 写真
- ファイル
- Creative CloudCC
- CCライブラリ
と出てきます。
各項目を説明します。
カメラ
iPadで写真を撮って画像を配置します。
写真
iPad内にあるすでに撮った写真アプリの画像を配置します。
ファイル
iPad内にあるファイルアプリから画像を配置します。
Creative Cloud
Adobeのクラウドストレージにある画像を配置します。
CCライブラリ
ライブラリにある画像を配置します。
注意点
iPadの中でどこにどんなファイルがあるのかわかりにくいという人もいると思います。
基本的にはカメラで撮った写真は写真アプリに保存されます。ウェブ上でダウンロードしたファイルや画面キャプチャなどはファイルアプリに保存されています。
ファイルアプリからiCloudなどのクラウドストレージにもアクセス出来ます。
また、Creative CloudとCCライブラリも少しややこしいのですが CreativeCloudにはaic形式やpsdc形式のファイルしか保存出来ません。psdc形式のファイルであればIllustratorに配置できますが、あまり利用することはないかもしれません。
あくまでデバイス間をシームレスにやり取りするための機能と考えると良いです。
JPEGなどの画像ファイルをクラウドから配置するにはCCライブラリから配置します。
配置画像はベクター化も可能
PC版同様にiPad版も画像のベクター化が出来ます。配置した画像を選択すると共通アクションにベクター化のアイコンが表れます。タップしてパラメーターを調整するとベクター形式に変換出来ます。

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