これからIllustratorを勉強しようと思っている方はまずPC版のIllustratorを利用して勉強を始めようとしているのではないでしょうか?
それが悪いとは言いませんが初心者が独学でIllustratorを勉強するのは苦労します。それは覚える機能が多すぎるからです。その道10年のプロでも全ての機能を使えるわけではありません。
機能が多く、初心者には難しいPC版よりIllustrator iPad版であればよく使う機能のみを利用できるようになっています。
初心者にiPad版をおすすめする理由
・使える機能が絞られている
iPad版はPC版にくらべて使える機能がかなり絞られています。これから使いたい方は機能が少なくては使いにくいのではないかと心配する人もいるかもしれません。
しかし、Illustrator PC版はかなりたくさんの機能があり全ての機能を覚え、使いこなそうとすると膨大な時間がかかります。その点iPad版は頻繁に使う機能だけに絞られているので、短期間に一通りの機能を勉強するのに適していると言えます。
・直感的なユーザーインターフェース
PC版では画面を見ながらマウスでイラストを描画するという描き方になります。慣れればなんということはないのですが、やはりiPadの液晶にペンで描画するほうがイラストを描くという点ではるかに使いやすいです。
・利用料金が安い
PC版は年間契約でも月額3280円します。
iPad版は月々プランで月額1080円で利用でき、いつでも解約可能です。
iPad版の月額契約ではじめでみて、慣れてきたら本格的にPC版(単体プラン)を契約することをおすすめします。
PC版、IPad版をみてみよう
まず、PC版とiPad版のインターフェースを比べてみてみましょう。
最初の画像がPC版のインターフェースです。ここでは全ての機能を紹介することはしませんが、かなりいろいろな機能がいたるところにあるとこが確認できます。

左側にあるのがツールバーです。線を描画したり、オブジェクトを選択したりするツールがあります。
上の方にが効果のメニューがあります。フォトショップでやるようなテクスチャなどを加えることもできます。
そして画面の大部分を占めていますが、右側の赤く囲ってある部分がウィンドウパネルの中身です。
レイヤー操作のための機能や配色のための機能、そして最近実装されたAI生成に関する機能など、とにかくごちゃついています。
次にiPad版はのインターフェースです。

PC版に比べてかなりすっきりしている印象ですね。
左側にツールバーがあり右側にレイヤー操作や整列、パスファインダーなどのタスクバーかあります。
上の方にあるのはナビゲーションバーです。戻るや設定、などの操作をします。
iPad版はPC版よりも使える機能が減っている分インターフェースがすっきりしています。
Illustratorのような高度なグラフィックソフトを勉強する上でよくある失敗が全ての機能を網羅的に勉強して完璧に使えるようにしなければいけないと考えてしまうことです。
先にも言いましたがプロでも全ての機能はわかりません。大事なことはよく使う機能を反復して覚えること。
そして、ほとんど使わないであろう機能を覚えることに時間をかけたけど、Illustratorはやはり難しい、自分には無理だとあきらめてしまうことです。
こういった失敗を防ぐためにも機能を絞ったiPad版で始めてみることには十分に意味があります。
おすすめの勉強方法結論
iPad版で始めてみて自分にもIllustratorを使いこなせそうだと自身がついてきたらPC版のほうにもチャレンジしてみて下さい。
Illustratorの単体プランならPC、iPadのどちらでも利用することができます。
しばらくはiPad版のみを使うという方はApp StoreからIllustratorのiPadアプリを直接ダウンロードしてください。アマゾンやAdobeの公式サイトからはiPad版の販売はしていません。
iPad版のみなら一ヶ月単位で月額1080円で利用可能です。
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