CCライブラリとは
Adobeの一部のソフト間(Illustrator、PhotoshopなどPremiere Pro、After Effects、XDなど)でテキスト、画像などを保存、整理、共有できる機能です。
例えばIllustratorで作成した画像を毎回書き出してPhotoshopで使用していないでしょうか?
CCライブラリを利用すれば素材を書き出さなくてもライブラリに保存をしておけば、様々なソフトですぐ使うことができます。
iPad版IllustratorやPhotoshopなどのモバイルアプリでもライブラリの使用は可能です。(読み込みのみ)
ソフト間をまたいで利用できる素材のためのクラウドストレージと考えることが出来ます。
また、メールアドレスで招待することでCCライブラリをチームで共有することもできます。
ライブラリは整理しておくことで管理しやすくなります。アセットごとや案件ごとでフォルダを作成して管理しておけば、素材が探しやすくなり、チームでの利用もしやすくなります。
とても便利な機能ですが、実際にはまだ利用していない人も多い印象です。
ライブラリに追加できるアセット
- グラフィック
- ブラシ
- スウォッチ
- ビデオ
- オーディオ
などとにかくほとんどのものが追加できると言えます。
実際に使ってみよう!
今回はIllustratorで作ったオブジェクトをライブラリに登録してPhotoshopで使用すると流れでいきます。
illustratorを開きCCライブラリのパネルを表示します。マイライブラリというフォルダがはじめからあるかもしれませんが、今回は新しくライブラリのフォルダを作ってみます。

+から新規のフォルダが作成できます。ここではsozaiという名前にしました。わかりやすい名前で構いません。

Illustratorで作成したオブジェクトをドラッグします。
写真の編集はPhotoshopで行い、このような複雑なオブジェクトはIllustratorで作ることはよくあると思います。

Photoshopを開きます。同じくライブラリパネルを見ると、先程作成したオブジェクトがあります。これをドラッグアンドドロップすればPhotoshopの中に配置できます。


それならIllustratorからPhotoshopへコピペだけで持ってくることができるだろと思うかもしれませんが、
ライブラリのメリットは
- 一度登録しておけばその都度作る必要がない
- 数種類のソフトウェア間で利用できる
- 頻繁に使用するものを登録しておくととても便利
- Adobe Stockからダウンロードした画像はライブラリにも保存されるのですぐに引き出せる
などが挙げられます。
様々なアセットがCCライブラリに保存することが出来ますが、基本的にはIllustratorやPhotoshopなどのアプリで作成したアセットを保存しておくことができます。
Creative Cloudアプリからも素材を保存できる
デスクトップのCreative Cloudアプリからも素材を保存できますが、ドラッグアンドドロップでどんな素材でも保存できるというわけではないようです。
この辺りは使用がときとぎ変わるようなので、その都度アドビのサイトで確認するのが良さそうです。追加できるファイルタイプは以下のリンクから確認できます。
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