Adobeソフトのほとんどはサブスクリプションに移行しました。買い切り版を探している方も多いかと思いますが、リスクもあります。サブスクリプションと買い切り版のそれぞれの特徴をみてみましょう。
買い切り版の販売は終了している
まず、押さえておくべき重要なポイントは、Adobeは2017年以降、Creative Suite(CS)を含むほとんどの製品で買い切り版の販売を終了したことです。そのため、新規で買い切り版のIllustratorを正規に入手することはできません。
すでに買い切り版を持っている人
すでにIllustrator CS6を持っているかたはAdobeアドビ公式に新しいログイン方法が発表されています。これを利用すれば今までログインできなかった場合でも、ログインできる可能性があります。
これから買い切り版を買おうとしている人
これから買い切り版を購入しようと思っている方もいるかもしれませんが、おすすめしません。まず、ライセンスの譲渡ということになる可能性が高いのでアドビ公式サイトに記載されている正規の手続きを踏まない限り違法になります。
ライセンス認証できない可能性
古いバージョンのソフト、OSの互換性、シリアルナンバーが同梱されていない、シリアルナンバーを入力できたがライセンス認証ができないなど、買い切り版のリスクは多くあります。
偽物の可能性
さらに深刻な問題として、偽造品やクラックされたソフトウェアを掴まされる危険性があります。これらは違法であるだけでなく、セキュリティリスクも高いです。
サブスクリプションのメリット
買い切り版はリスクが高いことからサブスクリプションを利用することをおすすめします。
サブスクリプションには、以下のようなメリットがあります。
毎月一定額で利用できる
初期投資を抑えつつ、最新のソフトウェアを利用できます。予算管理がしやすく、必要な期間だけ利用することも可能です。
CSよりも機能アップしている
買い切り版の最終バージョンであるCS6と比較すると、現在のCreative Cloudは多くの新機能や改善が加えられています。
生成AIだけではありません。ズームインやズームアウトといった基本的は操作もかなりしやすくなっています。
実際に使ってみると作業効率が格段に上がると思います。
最新バージョンが常に利用できる
サブスクリプションユーザーは、新しいバージョンがリリースされると自動的にアップデートを受け取れます。常に最新の機能や改善を利用できるのは大きな利点です。
サブスクを安く購入する方法
サブスクリプションを少しでもお得に利用するための方法をいくつかご紹介します。
公式サイトやアマゾンのセールを利用する
Adobe公式サイトやAmazonでは、定期的にセールを実施しています。特に年間プランを契約する際は、大幅な割引が適用されることがあります。ただ、年々セールの回数は減っています。セールを待つよりも以下の方法で利用することをおすすめします。
公式サイトから単月プランを利用する
Adobeソフトは年間のサブスクリプションだけではありません。1ヶ月のみ利用可能です。
長期的な利用を考えていない場合は、Adobe公式サイトで提供されている単月プランを利用するのも一つの手段です。必要な期間だけ契約することで、コストを抑えることができます。
アドビの公式サイトでプランを選択しようとすると年間プランが表示されます。
その中の「プランの価格や詳細」をクリックするとさらに他のプランを見ることができます。

月々プラン、月々払いを選択します。

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