Adobe Illustratorをスマートフォンで利用したいけどできるのだろうか?その場合、どのようなことができるのか?そんな疑問を持っている方のためにお答えします。
また、Illustratorに代わるスマホのアプリやモバイル利用のやり方も説明しますので、そちらも参考にしてみて下さい。
Illustratorはスマホでは使えない
以前までIllustratorの簡易版であるIllustrator Drawというアプリがありましたが、現在はサービスの提供が終了しました。したがって、現在はスマホでAdobeのIllustratorの編集機能を使えるアプリはありません。
クラウドストレージのデータを確認することなどは可能
クリエイティブクラウドはPCのみでしか利用できないと思っている方もいるかもしれませんが、スマホのアプリがあります。
PC版やiPad版のIllustratorで作ったデータをクラウドストレージに保存するとクリエイティブクラウドのアプリのなかのクラウドドキュメントに反映されます。
ここに保存されたデータは中身をスマホでも確認することができます。確認だけでなくコメントをつけることやデータをエクスポートすることも可能です。
しかし、データを編集することはできません。期待していたようなスマホアプリとしてIllustratorを利用してベクターデータを作るということは出来ません。
スマホでベクターデータの作成ができるアプリ
どうしてもスマホでベクターデータを作成したいのならばベクターインクというアプリがあります。こちらはAdobeの製品ではありません。アプリストアからダウンロード出来ます。
下はベクターインクのアプリのインターフェースです。

ペンツールや選択ツール、矩形ツールなどIllustratorでおなじみのツールも利用できます。SVG形式でデータを保存できます。無料である程度の機能は使えますが、全ての機能を使うには有料版の登録が必要です。
モバイルでIllustratorならiPad版
スマートフォンではありませんが、モバイルでIllustratorを使おうとするなら、iPad版のIllustratorがおすすめです。利用できる機能に制限はありますが、モバイルでの利用を考えると十分な機能が利用でき月額1080円です。
Illustrator単体プランなら追加料金なしでiPad版illustratorも利用できます。
スマホでデザインならAdobe Express
Adobe ExpressはCanvaのように誰でも簡単にテンプレートからデザインができるアプリです。
スマホでも利用することができます。ウェブで利用が可能なのでスマホからでもPCからでもアクセス可能です。
Canvaとよく比べられるほどのアプリですが、文字周りなどはAdobeのほうが使いやすいですし、Adobe製品を利用の方ならAdobe Expressのほうがおすすめのです。
基本機能は無料で利用することができます。全ての機能やテンプレートを利用するにはプレミアム版の購入が必要です。
1ヶ月だけ有料機能を無料で体験利用することもできます。下のボタンから公式サイトに行き「機能を比較する」をクリックすると無料版とプレミアムプランとの機能の違いを細かく比較できます。
まとめ
- PC版、iPad版の両方が利用てきる
- AdobeExpressプレミアプランが使える
- 月額3280円(一年契約の場合)
- iPadのみで利用できる
- 月額1080円(月額契約)
- Illustrator単体プランを利用していれば追加料金なしで利用可能
- スマホ(webとアプリ)で利用できる
- 基本無料で利用可能
- 月1,180円でプレミアムプランを利用可能
- IIllustrator単体プランを利用していれば追加料金なしでプレミアムプランを利用可能
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