iPad版のIllustratorを使っていて頻繁に落ちてしまうことはありますよね。私もよく経験しました。そのままにしておくと仕事の効率が大幅に落ちてしまいます。複数のiPadでIllustratorを使ってきた経験から対策をお伝えします。
Illustratorが落ちてしまう原因
アプリやiPadの不具合によるもの
アプリやiPad側に何かしらの不具合が考えられる場合の対処
- Illustratorの再起動
- Illustratorを最新のバージョンに更新
- iPadの再起動
- iosを最新のバージョンに更新
これらの対策をすれば改善される場合があります。

そもそもスペックが足りてない
iPad版は機能が削減されているとはいえ、高度なグラフィックソフトであることにかわりがありません。上記の対策をしても効果がない場合は性能の高いiPadを使用することをおすすめします。
System Status LifeというアプリでiPadのリソースの使用状況が確認できます。
- Wired: システム用なので基本的にここは削減できない。
- Active: 現在使っているアプリが使用中
- Inactive: 直前に何かのアプリで使われていたが現在使われていない。前に使っていたアプリをより早く起動できるために待機してる
- Free: 現在利用されていない
私の経験上ネックになるところはメモリ(RAM)です。
下はiPad Air第5世代(メモリ8ギガ)でillustratorを使っている状況をSystem Status Lifeで計測したものです。
そこそこファイルサイズのありそうなキラキラした背景を描きました。

MEMORYのFreeの部分すなわち、まだ利用できるメモリが952.1MBとかなりあります。
下はiPad第9世代(メモリ3ギガ)でillustratorを使用している状況を同じくキャプチャしたものです。

利用可能なメモリが37.6MBしかありません。この状況だとかなり動作が不安定になっても無理はありません。どちらもCPUの使用がそれほど高いわけではありません。ネックになるところはメモリ(RAM)かと思われます。
私のおすすめはコスパを重視するならiPad Air第5世代です。私もこちらを使ってから使用中に落ちることは激減しました。
iPadProを使っていても古いモデルだとメモリは4~6ギガしか積んでいません。8ギガのメモリを積んでいて、高性能なM1チップ搭載なので無印のiPadや古いiPadProよりも遥かに性能は上です。
予算に余裕のある人は最新世代のiPadProがおすすめです。ストレージ容量が1TB以上のモデルはメモリを16ギガ積んでいるのでより快適に使用できます。
iPad版illustratorのおすすめの機種に関しては下の記事を参考にしていただければと思います。
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