iPadmini第5世代は2019年3月に発売された機種です。2024年現在でも最新のiPadOS18をサポートしており、なおかつ十分すぎるほどのスペックがあるにもかかわらず、中古であれば2万円台で購入できるおすすめ機種です。
この記事ではiPadmini第5世代を実際に使っての魅力を存分に書きたいと思います。
表でスペックをみよう
iPad mini 第5世代 | |
ディスプレイ | 7.9インチ |
サイズ | 高さ 203.2mm 幅 134.8mm 厚さ 6.3mm |
OS | iPadOS18利用可能(最新) |
チップ | A12 Bionic |
メモリ | 3GB |
重さ | 300.5g |
セキュリティ認証 | Touch ID (ホームボタン) |
カメラ | 8メガピクセル |
動画撮影 | 1080p撮影(フルHD) |
接続端子 | Lightning |
通信規格 | 4G |
Wi-Fi | Wi-Fi 5 |
アップルペンシル | 第1世代 |
価格 | 45,800円 |
中古価格 | 25,000円前後(イオシス) |
パフォーマンス
スペックをみてみましょう。まずはantutu ver10です。

次にGeekbench 6です。

antutuでは約60万、Geek bench 6 ではシングルスコア 1337、マルチスコア 2896 と2024年現在でも十分使えるミドルハイレベルの性能といえます。
A12 Bionicチップと3GBメモリを搭載し、日常的な作業からゲームまで快適にこなすことができます。アプリの起動も素早く、複数のアプリを同時に使用しても動作は安定しています。
サイズ感
7.9インチのコンパクトサイズは、片手でも持ちやすく、持ち運びに便利です。小型ながら画面が広く、閲覧や読書に最適です。iPhoneより大きく、通常のiPadよりコンパクトなサイズ感が絶妙です。

男性の方なら写真のように片手でつかむように持つことができます。重量も約300gと軽量で手で持って読書をしていても疲れません。
ディスプレイ
2048×1536ピクセルの解像度で、Retinaディスプレイならではの美しい表示が特徴です。
True Toneテクノロジーにより、周囲の環境光に応じて画面の色温度が自動調整されるため、長時間の読書や作業でも目が疲れにくくなっています。

また、反射防止コーティングにより反射がかなり抑えられています。左がiPad mini第5世代(反射防止コーティングあり)、右がiPad第9世代(反射防止コーティングなし)
反射がかなり抑えられるので、無印iPadよりもiPad mini第5世代のほうが動画の視聴や読書にも適しているといえます。
スピーカー

本体の下部にステレオスピーカーを搭載しています。最新機種であれば両側にスピーカーがついているので、比べると迫力は欠けますが、臨場感を求めないなら動画視聴などでは特に不便は感じません。
コネクタ
Lightning端子を採用しています。USB-Cではない点は少し残念ですが、ここは最新機種ではないので仕方ないところです。
無印の方のiPadでは第9世代まではLightning端子なので、少し前のアップル製品とは互換性があります。
ホームボタン
iPadmini第5世代ではセキュリティ認証がホームボタンのTouch IDになります。

クラシックなデザインになりますが、個人的にはホームボタンがあったほうが操作はしやすいと感じます。このあたりは個人差があると思います。
今どきホームボタン付きのスマホはスクリーンが小さく感じることがあるかもしれませんが、iPadの場合はもともとスクリーンがスマホに比べて大幅に多いので、ホームボタンのせいで画面が小さいとは感じません。
Apple Pencil
第1世代のApple Pencilに対応しています。メモ取りやイラスト制作、PDF文書への書き込みなど、ペン入力が必要な作業をスムーズにこなせます。イラスト制作での筆圧検知も優れており、絵を描く人にもおすすめできます。
ただ、スクリーンサイズは無印iPadやAirに比べると小さいのでプロクリエイトなどのアプリで横にあるレイヤーなどを表示すると窮屈に感じるかもしれません。
簡単なイラスト向けの機種という位置づけだと感じます。
Apple Pencilに関してはよく言われるように充電が本体に挿して充電する方法なのでやや不格好です。

しかし、付属のアダプターを使えばLightningコードからの充電も可能ですのでそこまで気にする必要はないかと思います。

カメラ
背面カメラは8MP、前面カメラは7MPを搭載。スナップ写真には十分な画質です。

ただ、iPadで外で撮影をするということはほとんどの人にとってあまりないかもしれません。私もカメラはスマホを使うか、本格的な撮影であれば一眼を使うのでiPadのカメラはあまり使いません。

クラシックなモデルなので、フロントカメラの位置も画面上部です。よって、ビデオ会議などをする場合はやや使いにくさはあるかもしれませんが、1080pなので画質は十分かと思います。
まとめ
iPad mini 第5世代は、小型で持ち運びやすく、基本性能も充実している優れたタブレットです。特に、電子書籍や日常の使用に適したデバイスとしておすすめです。最新モデルと比較しても、コストパフォーマンスが高く、まだまだ現役で使用可能です。
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