正直に言ってiPad Air第3世代は今から購入する魅力はあまりない機種だと感じます。逆に第4世代は今からでも購入する価値が十分ある機種だと感じます。
その理由を外観、使い勝手、性能など様々な面で比較してみてみましょう。
スペックを表で比較
以下の表でiPad Air 第3世代と第4世代の仕様をまとめました。
項目 | iPad Air 第3世代 | iPad Air 第4世代 |
---|---|---|
発売日 | 2019年3月 | 2020年10月 |
ディスプレイ | 10.5インチ Retinaディスプレイ True Tone 耐指紋性撥油コーティング 反射防止コーティング フルラミネーション対応 | 10.9インチ Liquid Retinaディスプレイ True Tone 耐指紋性撥油コーティング 反射防止コーティング フルラミネーション対応 |
サイズ | 高さ:250.6 mm 幅:174.1 mm 厚さ:6.1 mm | 高さ:247.6 mm 幅:178.5 mm 厚さ:6.1 mm |
重量 | Wi-Fiモデル:456 g Wi-Fi + Cellularモデル:464 g | Wi-Fiモデル:458 g Wi-Fi + Cellularモデル:460 g |
OS | iPadOS 18(最新) | iPadOS 18(最新) |
チップ | A12 Bionicチップ 6コアCPU、4コアGPU、8コアNeural Engine | A14 Bionicチップ 6コアCPU、4コアGPU、16コアNeural Engine |
メモリ | 3GB RAM | 4GB RAM |
ストレージ | 64GB / 256GB | 64GB / 256GB |
セキュリティ認証 | Touch ID(ホームボタンに内蔵) | Touch ID(トップボタンに内蔵) |
背面カメラ | 8MP広角カメラ | 12MP広角カメラ |
インカメラ | 7MP | 7MP |
動画撮影 | 背面カメラ:1080p HDビデオ撮影 インカメラ:1080p HDビデオ撮影 | 背面カメラ:4Kビデオ撮影 インカメラ:1080p HDビデオ撮影 |
接続端子 | Lightningポート | USB-Cポート |
スピーカー | ステレオスピーカー(片側) | ステレオスピーカー(両側) |
通信規格 | Wi-Fi 5 Bluetooth 5.0 Wi-Fi + Cellularモデル:4G LTE対応 | Wi-Fi 6 Bluetooth 5.0 Wi-Fi + Cellularモデル:4G LTE対応 |
Apple Pencil対応 | Apple Pencil 第1世代 | Apple Pencil 第2世代 ApplePencil USB-C |
キーボード対応 | Smart Keyboard | Magic KeyboardおよびSmart Keyboard Folio |
価格 | 中古のみ | 中古のみ |
iPad Air第4世代は第3世代から、デザイン、性能において大きな進化を遂げています。以下、各項目について詳しく比較します。
外観

第3世代は10.5インチディスプレイを搭載し、ホームボタンが存在するクラシックなデザインです。一方、第4世代はホームボタンを廃止し、10.9インチの全画面Liquid Retinaディスプレイを採用しています。

これにより、より広い表示領域とモダンな外観です。また、第4世代はスペースグレイ、シルバー、ローズゴールド、グリーン、スカイブルーの5色展開で、より多様なカラーバリエーションが魅力です。
パフォーマンス
第3世代はA12 Bionicチップを搭載していますが、第4世代ではA14 Bionicチップに進化しています。CPU性能が約40%、GPU性能が約30%向上し、より高速で効率的な動作が可能となっています。またメモリも3GBから4GBへ増量されました。
特に、重いアプリケーションやマルチタスク処理において、第4世代の優れたパフォーマンスが際立ちます。
ディスプレイ性能
第3世代はRetinaディスプレイ、第4世代はLiquid Retinaディスプレイを採用しています。Liquid Retinaディスプレイはより広い色表現と滑らかな動きなどが必要とするユーザー、たとえばデザイナーや動画編集者に向いています。普段の利用では大差を感じまないかもしれません。
また、両機とも反射防止コーティングとフルラミネーションディスプレイを採用しています。フルラミネーションディスプレイは画面とガラスの間の隙間がなくなり、より自然な表示が可能となり、アップルペンシルで書いているときも書き心地が良いです。
バッテリー性能
両モデルとも最大10時間のバッテリー駆動時間で、日常的な使用においては十分な持続時間です。
しかし、これから購入する方は中古品になるとおもいますので、多少は駆動時間が短くなるかもしれません。
カメラ性能
第3世代の背面カメラは8MPの広角カメラですが、第4世代では12MPの広角カメラに強化されています。より高解像度の写真撮影や4Kビデオ撮影が可能となっています。また、インカメラは第3世代の7MPから変わりません。
スピーカー

第3世代は片側のみですが、第4世代では横向きにしたときに両側にステレオスピーカーに搭載しており、動画視聴や音楽再生時により臨場感のあるサウンド体験を提供します。
コネクタ

第3世代は従来のLightningポートを採用していますが、第4世代ではUSB-Cポートに変更されています。これにより、データ転送速度の向上や、より多くの周辺機器との互換性が確保されています。
Apple Pencil
iPadAir第3世代はApple Pencil第1世代

iPadAir第4世代はApple Pencil第2世代

第3世代はApple Pencil 第1世代 に対応していますが、第4世代ではApple Pencil 第2世代 に対応しています。第2世代のApple Pencilはマグネットでの取り付けやワイヤレス充電が可能なので便利です。
対応キーボードの種類
第3世代はSmart Keyboardに対応していますが、第4世代ではMagic KeyboardやSmart Keyboard Folioに対応しています。

特に、Magic Keyboardはトラックパッドを備えており、ノートパソコンのような使い勝手を実現します。
通信規格
第3世代はWi-Fi 5と4G LTEに対応していますが、第4世代ではWi-Fi 6に対応し、より高速で安定した無線通信が可能となっています。
通信速度が4倍〜10倍アップするとされています。
変更点まとめ
- チップがA12 BionicチップからA14 Bionicになり重いタスクで威力を発揮
- メモリ3GBから4GBへ
- ホームボタンのないモダンなデザインとなり画面が広く利用可能
- 背面カメラが12MPで高解像度の撮影が可能に
- LightningポートからUSB-Cで使い勝手が良くなった
- Wi-Fi 6対応により通信速度が向上
- Apple Pencil 第1世代から第2世代で側面での充電が可能に
- Magic Keyboardが利用可能なのでPCライクな利用もできる
上記のようにiPadAirは第3世代と第4世代では大きく性能がことなります。また、第3世代は良い状態のものが手に入りにくいことからこれから購入する方には第4世代をおすすめします。
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