iPad Air第3世代はまだまだ使える機種ですが、購入するにあたって知っておいたほうがいい点もあります。
OSのサポートがいつまで続くのか、スペックやベンチマークの数値、iPad第8世代との比較も実機レビューでまとめましたので参考にしてください。
iPad Air第3世代のスペック
以下の表にiPad Air第3世代の情報をまとめました。
項目 | iPad Air第3世代のスペック |
---|---|
発売日 | 2019年3月18日 |
ディスプレイサイズ | 10.5インチ Retina ディスプレイ P3広色域 True Tone対応 フルラミネーション 反射防止コーティング |
重量 | Wi-Fiモデル: 456g Wi-Fi + Cellularモデル: 464g |
OS | 発売時: iOS 12.2 現在: iPadOS 18(アップデート対応) |
チップ | Apple A12 Bionic チップ |
メモリ | 3GB RAM |
ストレージ | 64GB / 256GB |
セキュリティ認証 | Touch ID(ホームボタン内蔵) |
カメラ(背面) | 8MP広角カメラ |
動画撮影 | 1080p HDビデオ撮影 |
接続端子 | Lightningコネクタ 3.5mmヘッドフォンジャック |
通信規格 | Wi-Fi(802.11a/b/g/n/ac) Bluetooth 5.0 LTE(Cellularモデルの場合) |
バッテリー駆動時間 | 最大10時間 |
Apple Pencil対応 | Apple Pencil 第1世代 |
キーボード | Smart Keyboard |
価格(新品) | 発売時: 約62,800円(税込)~ |
価格(中古) | 現在: 約30,000円~45,000円(状態やモデルにより異なる) |
Wi-Fiモデル
Wi-Fi+cellularモデル
OSのサポート状況と今後の予想
前モデルを参考にすると、2014年に発売されたiPad Air第2世代は2022年まで約8年間OSはサポートされました。その後もセキュリティサポートは続くことから実質10年程度は問題なく利用できることになります。
iPad Air第3年は2019年に発売された端末なので、2027年までOSのサポートは続き、2029年までセキュリティサポートが続くと思われます。前モデルを参考にした予想です。iPad AirやiPadProは無印iPadに比べるとサポート期間が長い傾向にあります。
iPad Air第3世代がいつまで使えるのかと聞かれたら、2029年頃までは安全に利用できると思われます。
iPad Air第3世代の外観:薄さが魅力



iPad Air第3世代の外観は、ホームボタン付きのクラシックなデザインが特徴です。

薄さ6.1mm、重さ約456g(Wi-Fiモデル)で、持ち運びも非常に快適。
10.5インチのディスプレイは無印iPadよりも高級感があり、ベゼルの幅が少し狭くディスプレイの比率が高い点が魅力です。カラーはシルバー、スペースグレイ、ゴールドの3色展開です。
画像はスペースグレイです。
パフォーマンス(AnTuTu、Geekbench)

iPad Air第3世代は、A12 Bionicチップ、3GBメモリを搭載し、パフォーマンス面でも優れています。AnTuTuベンチマークでは約82万点を記録し十分な処理能力を持っています。
iPad Air第2世代がチップがA8Xチップなので飛躍的に性能が上がっています。
基本的な用途での利用は快適
WEBのブラウジングやユーチューブやTikTokなどでの動画視聴は問題なくスムーズにできます。
ゲームアプリに関しても、思いのほか快適にプレイすることができます。
ただ、カクつく場合もあるので、そのあたりは下の動画を参考にしてみて下さい、
Wi-Fiモデル
Wi-Fi+cellularモデル
無印iPadにはないディスプレイ性能
10.5インチのRetinaディスプレイは、True Toneや広色域(P3)に対応しており、無印iPadのディスプレイよりも色再現性が高く、より自然で美しい映像を楽しめます。また、フルラミネーション加工と反射防止コーティングが施されているため、外光の下でも見やすい設計です。
120HzのProMotionテクノロジーこそ非搭載ですが、60Hzでもスクロールの滑らかさに特に不満はありません。
接続端子

コネクタ
iPad Air第3世代はLightningコネクタを採用しており、従来のiPhoneやiPadアクセサリとの互換性があります。

イヤホンジャック有り
また、3.5mmヘッドフォンジャックも備えているため、無線イヤホンがない場合でも安心です。
ストレージ容量
iPad Air第3世代のストレージ容量は64GBと256GBの2種類から選べます。
ほとんどの方は64GBのほうで足りると思いますが、動画や写真を大量に保存するには不足する場合があります。
また、ゲームアプリは重い傾向にあります。ゲーアプリを大量にダウンロードしたり、本体に動画コンテンツなどを多く保存する方は256GBのほうがおすすめです。
Apple Pencil第1世代対応

iPad Air第3世代はApple Pencil第1世代に対応しており、手書きメモやイラスト制作が楽しめます。
特に、フルラミネーションディスプレイとの組み合わせでペン先と画面が一体化したような描き心地を実現します。仕事や学校でノートとして利用したり、クリエイティブ作業に快適です。ただ、ハイスペック機というわけではないので、レイヤーを大量に使うイラストや画像編集は上位機種を検討したほうがいいでしょう。
対応Keyboardの種類

iPad Air第3世代はSmart Keyboardに対応しており、タイピングが快適です。Smart Keyboardは薄型で軽量なので、外出先での使用に便利です。

Smart Keyboardはカバーの部分がスタンドになります。
Smart KeyboardはAmazonで取り扱いがなくなっているので、ゲオで見てみてください。
iPad第8世代と比較
iPad Air第3世代を検討している方は同じくらいのスペックの機種で迷っている方もいると思います。以下に、iPad Air第3世代とiPad第8世代を比較した表を作成しました。
項目 | iPad Air(第3世代) | iPad(第8世代) |
---|---|---|
発売日 | 2019年3月18日 | 2020年9月18日 |
ディスプレイ | 10.5インチ Retina ディスプレイ フルラミネーション 反射防止コーティング | 10.2インチ Retina ディスプレイ |
重量 | Wi-Fiモデル: 456g Wi-Fi + Cellularモデル: 464g | Wi-Fiモデル: 490g Wi-Fi + Cellularモデル: 495g |
OS | 発売時: iOS 12 最新: iPadOS 18 | 発売時: iPadOS 14 最新: iPadOS 18 |
チップ | A12 Bionic | A12 Bionic |
メモリ | 3GB RAM | 3GB RAM |
ストレージ | 64GB / 256GB | 32GB / 128GB |
セキュリティ認証 | Touch ID(ホームボタン内蔵) | Touch ID(ホームボタン内蔵) |
カメラ(背面) | 8MP広角カメラ | 8MP広角カメラ |
カメラ(前面) | 7MP FaceTime HDカメラ | 1.2MP FaceTime HDカメラ |
接続端子 | Lightningコネクタ 3.5mmヘッドフォンジャック | Lightningコネクタ 3.5mmヘッドフォンジャック |
通信規格 | Wi-Fi(802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0 | Wi-Fi(802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.2 |
バッテリー駆動時間 | 最大10時間 | 最大10時間 |
Apple Pencil対応 | 第1世代 Apple Pencil対応 | 第1世代 Apple Pencil対応 |
キーボード | Smart Keyboard対応 | Smart Keyboard対応 |
iPad第8世代との主な違い
- フルラミネーション搭載ディスプレイ
- 軽さ、薄さ
- 最低ストレージ積載量が64GB
iPad第8世代と比較すると、iPad Air第3世代はディスプレイ性能で優れています。ストレージ容量も最低64GBからなのでとりあえずは安心です。
まとめ:iPad Air第3世代の良いところ、残念なところ
良いところ
- 高解像度で美しいディスプレイ
- まだまだ使える性能
- 中古市場で安価に購入可能
- 軽量で持ち運びやすいデザイン
- Apple PencilやSmart Keyboard対応
残念なところ
- Lightningコネクタの採用
- デザインがやや古い
- 最新モデルに比べて劣る性能
Wi-Fiモデル
Wi-Fi+cellularモデル
smartkeyboardはAmazonで取り扱いがなくなっているので、ゲオで見てみてください。
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